前回の続きです。前回までで作成したアプリの状態の場合だと新しくタスクを作成する時に、 IDを手動で発行していく必要があります。これだと使い勝手に問題が出てくるので、タスクを作成した際にIDを自動連番させてみます。
AppSheetでの自動連番生成(初期値に数式を設定)
「Data」タブで「ID」列の初期値に以下の数式を設定します。
=MAX(メモ[ID]) + 1
Formula部分に上記の設定をすると、IDが自動連番されます。
ただし、この方法は複数ユーザーが同時にデータを追加する場合に重複が発生する可能性があるため、注意が必要です。
複数ユーザーが同時にアクセスする場合には、以下の方法を検討します。
UNIQUEID関数での番号生成
AppSheetのUNIQUEID関数での自動ID発行関数を使用して、番号を生成する方法です。これにより、重複を防ぐことができます。
UNIQUEID()
まとめ
以上の手順で、AppSheetでIDを発行することができます。
特に複数ユーザーが同時にアクセスする場合には、重複を防ぐ設定を検討することをお勧めします。