前回、連番を一気に打ち込む時に使える便利関数「SEQUENCE関数」をご紹介しましたが、今回は年間カレンダーをSEQUENCE関数で一瞬で作成する方法です。
SEQUENCE関数とは?
SEQUENCE関数は、連続した数字のグリッドを返します。1、2、3、4 などの連続する数値の配列を返します。
SEQUENCE(行数, 列数, 開始値, 増分量)
引数がないと1が返ります。が、引数は必須になっているので入れます。
では、使ってみます。
カレンダーの表題を作成する
まずは、カレンダーの土台になる表題を作成します。
A1セルにスタートの日曜(B2セル)に入力する値を入れておきます。
関数内に直接入れてもいいのですが、便宜上セルに記載して分けておきます。
SEQUENCE関数をセットする
あとは、SEQUENCE関数をセットします。
=SEQUENCE(54,7,A1,1)
このようにセットすることで、A1セルの値を基準に増分値1ずつ、7列ごとに改行されて表示されます。
おおよそ54行あたりで翌年になるはずですので、第一引数はひとまず54としています。
日にちの連続データが表示されました!
微調整する
このままだと見づらいので調整します。
表示形式から年を削除、日土に色を塗ると見やすくなるかと思います。
できました!!
まとめ
SEQUENCE関数を使うと、指定した行列数に、指定した増加数の連続データを一気に入力できます。
カレンダーを作成する際の時短にもなりますので、ぜひ覚えておきましょう😃