認知的不協和(にんちてきふきょうわ)とは?
認知的不協和(にんちてきふきょうわ)とは「相反する思考を持っていて矛盾した状態が起こっている」ことを言います。
人は「自分の考えと行動が矛盾したときに感じる不安を解消するために、考えを変えて行動を正当化することがある」というものです。心理学者レオン・フェスティンガー氏によって提唱されています。
例えば、りんごの木に生えているりんごが取れない時に「あのりんごはきっと美味しくないはずだ」と決めつけるようなものです。
認知的不協和は主に心理学の分野で用いられます。
認知的不協和(にんちてきふきょうわ)の例
「高カロリーのハンバーガーを食べると、痩せる。」
「世の中のほとんどの人は、忙しすぎてお金を稼げていない。」
「美味しいものを食べる時は、美味しそうと考えてはいけない。」
「ブログを書いたところで、得るものは無いからあえて書かない。」
「なぜこのカタツムリは生物学史上、世界最速のスピードが出るのか。」
まとめ
例えば、WEBライティングをする時もタイトルに認知的不協和のエッセンスを取り入れて書くだけでも、読者をぐっと引き寄せるテクニックになったりもします。
ただし、認知的不協和を使いすぎると、逆に違和感を与えすぎる印象にもなりますので、使い方や頻度は注意をしたほうが良いかもしれません。
ご参考ください😃
こちらの本もご参考ください
価格設定についてより興味がある方はこちらの本もご参考ください😃↓勉強になります。
なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書) Kindle版
値下げしたのに儲かり、値上げしたのに爆売れする。本書は、その驚きのカラクリを行動経済学とマーケティング理論で解き明かす。ニトリ、激安の行列ミシュランレストラン、洋服の定額借り放題サービスetc。売れる値づけの裏には「ついお金を払いたくなる」仕掛けが存在する。売れなかったモノが売れるようになり、場当たり的に値下げ・値上げをしなくとも良くなる…そのために必要なのは、人の心を動かすメカニズムを知ることだ。マーケティング戦略をわかりやすく解説してくれることで定評のあるベストセラー著者がしるす、売上に悩むすべての人に役立つ1冊。