有効求人倍率(ゆうこうきゅうじんばいりつ)とは?
有効求人倍率とは、経済指標のひとつで求職者1人あたり何件の求人があるかを示す倍率です。求人倍率が高い企業は募集人数に対して応募が少なく、多くの応募が必要な状態。逆に倍率が低い場合は、応募が多く応募の競争が激しい求人ということになりそうです。
有効求人倍率は企業の求人数(有効求人数)を公共職業安定所(ハローワーク)の求職者(有効求職者数)で割った値となっているため、実際の求人数や求職者数とは乖離が生じます。
ですので、あくまで目安として見るべき指標といえます。
有効求人倍率の計算方法
有効求人倍率は下記の計算式で求められます。
有効求人倍率=有効求人数/有効求職者数
「有効求人数=1、有効求職者数=10」の場合は有効求人倍率0.1、「有効求人数=10、有効求職者数=10」の場合は有効求人倍率1、ということになります。
まとめ
計算自体はとてもシンプルな求め方になっています。
倍率が高いほど求人数が多いということになるので、多くの人を募集しているということになります。