業務の「売上管理」をスプレッドシートだけでやっていると、入力ミスや集計の手間が増えてしまいがちです。
そこでおすすめなのが Google AppSheet。スプレッドシートをそのままデータベースにして、アプリ化できます。
この記事では第1章として、売上管理アプリの基本設計 を紹介します。
アプリの目的
- 担当者ごとに案件を登録
- 1行=1案件として売上データを蓄積
- 後で「月次集計」「グラフ化」ができるようにする
スプレッドシート設計
メインとなる「案件シート」を作成します。
| 案件ID | 日付 | 担当者 | 顧客名 | 案件名 | 金額 | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|---|
- 案件ID → 主キー。AppSheetの
UniqueID()を使うと自動生成可能 - 日付 → Date型
- 担当者 → TextまたはEnum
- 顧客名 → Text
- 案件名 → Text
- 金額 → Number
- ステータス → Enum(見込み/受注/失注)

まとめ
- まずは「案件シート」を用意して基盤をつくる
- 主キー・型の設定を明確にしておくと、後でAppSheetでの設定がスムーズ
次回(第2章)では、このシートに サンプルデータを入れて実際に動かす ところまで進めます。



