今回は、負債の勘定科目「仮受消費税(かりうけしょうひぜい)」について解説します。
「仮受消費税(かりうけしょうひぜい)」とは?
「仮受消費税(かりうけしょうひぜい)」とは、「商品サービスの販売代金に対してかかる消費税」に対して使われる勘定科目です。
仮受消費税は、支払いが必要となるため、増加した場合は負債の科目となります。
「仮受消費税」が増加したときは「貸方」に記載します。
「仮受消費税」が減少したときは「借方」に記載します。
仮受消費税(かりうけしょうひぜい)の詳細
仮払消費税は、税込経理方式を採用されている場合には使用されず、「税抜経理方式」を採用している場合に使用されます。
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税抜経理方式とは「商品や備品の仕入時に業者に支払った代金」や「消費者からもらった売上代金」を「消費税分と消費税以外に分けて処理する方式」のことをいいます。
仮受消費税(かりうけしょうひぜい)の仕訳例
1,100,000円の商品を現金で販売した。なお、仕訳は税抜経理方式を採用している。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
現金 | 1100,000 | 売上高 | 1,000,000 |
仮受消費税 | 100,000 |