EXCELで時間(時刻)の和分・差分は
=A+B、=A-B
と入力すれば計算できます。
しかし、A-Bの差分がマイナス(A<B)の場合に
「########」という結果になります。
枠を広げても#######が広がるだけ・・・。
(T_T)
これは、Excelが時間を「シリアル値」で管理しているため、このような結果になってしまいます。
例えば、10:00と入力すると、Excelが時刻と判断してシリアル値として扱います。
0:00:00(午前0時)から23:59:59(午後11時59分59秒)の時刻は「0~0.99999999」の値となります。
例えば、
=TIMEVALUE(“0:00:10”)
と入力すると、計算結果は0.000115741となります。
差分がマイナスになる場合、計算結果が0~0.99999999の範囲外(マイナス)となるので##########といった表示になります(おそらく)。
例えば
10:00 - 2:00 = +8:00
2:00 - 10:00 = -8:00
と表示させたい場合。
下記のように数式を入れます。
=TEXT(ABS(A2-B2),IF(A2<B2,”-h:mm”,”+h:mm”))
これで上記のような表示をさせることができます。
テキスト関数で表示形式を変換します。
ABS関数で値を絶対値に変換して、IF関数でプラスかマイナスかを判定して表示を変えます。
TEXT 関数
指定した表示形式に変換します。
=TEXT(値,表示形式)
ABS 関数
数値の絶対値を返します。
=ABS(値)
詳しくはこちら▼
TEXT 関数を使用すると、表示形式コードを使用して数値に書式設定を適用することで、数値の表示方法を変更することができます。
これで時間・時刻の差分を+-で表示させることができます!
ご参考下さい★ \(^o^)/