Googleスプレッドシートで、例えばシートにGoogle Apps Script(GAS)を使って列を追加します。
insertColumnBefore() insertColumnAfter()
シートに列を挿入するには「.insertColumnBefore()」または「.insertColumnAfter()」が使えます。
SheetObject.insertColumnBefore()
SheetObject.insertColumnAfter()
第1引数に列番号、第2引数に列数を追加します。
SheetObject.insertColumnBefore(1,1)
SheetObject.insertColumnAfter(3,2)
Before、Afterは、それぞれ「前」と「後」となっています。
列を追加する
列を追加してみます。
function addColumn() {
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
const sheet_NAME = ss.getSheetByName("テスト");
sheet_NAME.insertColumnBefore(2);
}
実行すると、いつものように承認画面が出てくるので、権限を与えます。
シート2列目に列が追加されました!2列目の左側に列が1つ追加されたので、B列に空白列ができました。
複数列を追加する
複数の列を追加したい場合は「insertRowsBefore(行番号, 行数)」または「insertRowsAfter(行番号, 行数)」が使えます。sが付いていますね!
function addColumn() {
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
const sheet_NAME = ss.getSheetByName("テスト");
sheet_NAME.insertColumnsBefore(3,4);
}
実行してみます。
4列が追加されました!3列目の左側に4列追加されたので、C~F列が作られました。
まとめ
このような感じで、GASを使ってシートに列を追加することができました。ループで回せば「全シートにA列を追加する」といった方法も可能かと思われます。
続きは、また。