unshift・push・shift・splice・shift・popメソッドを使って、一次元配列や二次元配列の要素を追加したり削除したりしてみます。
unshift(先頭に要素を追加する)
unshiftを使うと、配列の先頭に要素を追加することができます。
function dimensionalArray1() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
Logger.log(array);
}
情報 [A1, B1, C1]
配列の先頭に要素が追加されました!
function dimensionalArray1() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
array.unshift('A0');
Logger.log(array);
}
情報 [A0, A1, B1, C1]
配列0番目の値が変わりますので、続く配列の位置もずれる点は注意が必要です。
push(末尾に要素を追加する)
pushを使うと、配列の末尾に要素を追加することができます。
function dimensionalArray2() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
Logger.log(array);
}
情報 [A1, B1, C1]
配列の末尾に要素が追加されました!
function dimensionalArray2() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
array.push('A0');
Logger.log(array);
}
情報 [A1, B1, C1, A0]
配列の末尾に要素を追加するので、配列の長さが変わる点は注意が必要です。
splice(指定位置に要素を追加する)
spliceを使うと、配列の指定した番号に要素を追加することができます。
function dimensionalArray3() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
array.splice(1,1,'A0');
Logger.log(array);
}
情報 [A1, A0, C1]
配列の1番目(2番目)の値がspliceで入れ替わりました。
インデックス番号を指定して要素を追加する
インデックス番号を指定して要素を追加することもできます。
function dimensionalArray4() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
array[0] = 'A0';
Logger.log(array);
}
情報 [A0, B1, C1]
配列の0番目の要素が入れ替わりました!
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shift(先頭の要素を削除する)
shiftを使うと、配列の先頭の要素を削除することができます。
function dimensionalArray5() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
array.shift();
Logger.log(array);
}
情報 [B1, C1]
配列の長さが変わる点は注意が必要です。
pop(末尾の要素を削除する)
popを使うと、配列の末尾の要素を削除することができます。
function dimensionalArray5() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
array.pop();
Logger.log(array);
}
情報 [A1, B1]
配列の長さが変わる点は注意が必要です。
filter(条件に一致した要素を削除する)
function dimensionalArray5() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
const array2 = array.filter(function(value){
return value == 'B1';
});
Logger.log(array2);
}
情報 [B1]
省略形:アロー関数
function dimensionalArray5() {
const array = ['A1', 'B1', 'C1'];
const array2 = array.filter(value => value == 'B1');
Logger.log(array2);
}
情報 [B1]
filterメソッドは少し書き方が変わりますので…詳しくはまた別記事にて。
まとめ
スプレッドシートを扱う際には一次元配列や二次元配列(行列データ)を操作することも多いかと思いますので、二次元配列の基本を抑えておきましょう。応用については、また次回!
ご参考ください。