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UserAgent(ユーザーエージェント)とは?主要なブラウザのユーザーエージェントについて

JavaScript(ジャバスクリプト)
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UserAgent(ユーザーエージェント)とは?

UserAgent(ユーザーエージェント)とは、WebブラウザやクローラーなどのHTTPクライアントが、サーバーに送信するリクエストヘッダーの一部です。この情報には、クライアントの種類、バージョン、オペレーティングシステムの種類やバージョンなどが含まれます。

Webサイトでは、UserAgentを利用して、アクセスしてきたクライアントがどの種類のブラウザやデバイスを利用しているのかを判別し、それに応じたレスポンスを返すことができます。

以下は、主要なブラウザのUserAgentです。

Google Chrome

Google Chrome:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/89.0.4389.82 Safari/537.36

Apple Safari

Apple Safari:Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_15_7) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Version/14.1 Safari/537.36

Mozilla Firefox

Mozilla Firefox:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:86.0) Gecko/20100101 Firefox/86.0

Microsoft Edge

Microsoft Edge:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/89.0.4389.82 Safari/537.36 Edg/89.0.774.54

Opera

Opera:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/89.0.4389.82 Safari/537.36 OPR/74.0.3911.218

Internet Explorer

Internet Explorer:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; AS; rv:11.0) like Gecko

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AppleWebKit(アップルウェブキット)とは

AppleWebKit(アップルウェブキット)は、Appleが開発したWebブラウザ用のレンダリングエンジンです。WebKitは、元々はKDEプロジェクトの一部として開発され、AppleがSafariブラウザのためにフォークし、独自の改良を加えたものです。

AppleWebKitは、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術を解釈し、ブラウザ上での表示を可能にします。また、多くのモバイルデバイスで採用されているiOSやAndroidのブラウザでも、WebKitをベースとしたブラウジングエンジンが採用されています。

さらに、WebKitはオープンソースのプロジェクトであり、多くの開発者によって改良が加えられています。WebKitをベースとしたブラウザには、Safari、Google Chrome、Microsoft Edge、Operaなどがあります。

Gecko(ゲッコー)とは

Gecko(ゲッコー)は、Mozilla Foundationが開発したWebブラウザ用のレンダリングエンジンです。Geckoは、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術を解釈し、ブラウザ上での表示を可能にします。

Geckoは、Firefoxブラウザで使用されているほか、ThunderbirdやSeaMonkeyなどのMozilla製品にも採用されています。また、Geckoはオープンソースのプロジェクトであり、多くの開発者によって改良が加えられています。

Geckoは、Web標準に準拠したレンダリングエンジンとして知られており、CSS3やHTML5、SVGなどの最新のWeb技術に対応しています。Geckoは、Web開発者がWebサイトを開発する際に、クロスブラウザ対応を容易にするために重要な存在となっています。

JavaScriptでUserAgentを取得するには

JavaScriptでUserAgentを取得するには、navigatorオブジェクトのuserAgentプロパティを使用します。例えば、以下のように記述することで、UserAgentを取得できます。

const userAgent = navigator.userAgent;
console.log(userAgent);

userAgentによって処理を変える

JavaScriptを使用して、UserAgentによって処理を変えることができます。これは、特定のブラウザやデバイスに合わせて、最適な動作を実現するために有用です。

以下は、UserAgentに応じて処理を変える例です。

const userAgent = navigator.userAgent;

if (userAgent.includes('Chrome')) {
  // Chromeの場合の処理
} else if (userAgent.includes('Firefox')) {
  // Firefoxの場合の処理
} else if (userAgent.includes('Edge')) {
  // Edgeの場合の処理
} else {
  // その他のブラウザの場合の処理
}

上記の例では、UserAgentに含まれるブラウザ名をチェックして、ブラウザごとに処理を分岐させています。このように、UserAgentを取得して適切に処理を分岐させることで、異なる環境での動作を最適化することができます。

まとめ

取得したUserAgentは、ブラウザの種類やバージョンなどを判別するために使用されます。ただし、UserAgentは偽装されることがあるため、信頼性には注意が必要です。

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