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【JavaScript】2次元配列とは?基本と使い方について例から解説

JavaScript(ジャバスクリプト)
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2次元配列は「表(ひょう)」のようなものです。具体的に言うと、行(ぎょう)と列(れつ)からできているデータの集まりです。

例:学校のクラス名簿

たとえば、学校のクラスの名簿を考えてみましょう。名簿には、生徒の名前、学年、出席番号が書かれています。これを2次元配列で表現してみます。

名簿の例

1年1組:
+---------+------+------+
| 名前 | 学年 | 番号 |
+---------+------+------+
| 太郎 | 1 | 1 |
| 花子 | 1 | 2 |
| 次郎 | 1 | 3 |
+---------+------+------+

2年2組:
+---------+------+------+
| 名前 | 学年 | 番号 |
+---------+------+------+
| 佐藤 | 2 | 1 |
| 鈴木 | 2 | 2 |
| 田中 | 2 | 3 |
+---------+------+------+

2次元配列の構造

2次元配列は、縦と横に並んだデータの集まりです。1つの行には複数の列があり、それぞれの列には異なる種類の情報が入っています。例えば、次のように書きます。

[  [ "太郎", 1, 1 ],
[ "花子", 1, 2 ],
[ "次郎", 1, 3 ]
]

このように、2次元配列はデータを行と列で整理して、見やすくしたものです。

具体例

1年1組の生徒情報を2次元配列にすると、次のようになります。

class1_1 = [
["太郎", 1, 1],
["花子", 1, 2],
["次郎", 1, 3]
]

各行は1人の生徒を表しており、列はその生徒の名前、学年、出席番号を表しています。

使い方の例

もし、太郎の情報を取り出したい場合は、次のようにします。

taro = class1_1[0]
print(taro) # 出力: ["太郎", 1, 1]

ここで、class1_1[0]は、最初の行(太郎の情報)を取り出します。

花子の出席番号を知りたい場合は、次のようにします。

hanako_number = class1_1[1][2]
print(hanako_number) # 出力: 2

ここで、class1_1[1][2]は、2番目の行(花子)と3番目の列(出席番号)を取り出します。

まとめ

2次元配列は、データを表のように整理して保存する方法です。行と列を使って情報を整理することで、複数の関連するデータを簡単に扱うことができます。これは学校の名簿や成績表など、実生活で見かける表と同じような考え方です。

続きは、また。

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