バーナム効果とは?
「バーナム効果(Barnum effect)」とは、誰にでも当てはまるような曖昧なことを、自分や自分が属するコミュニティなどだけに当てはまるものと捉える心理効果のこと。フィニアス・テイラー・バーナム氏が提唱されています。
心理学者のバートラム・フォアさんの名前から、別名を「フォアラー効果(Forer effect)」とも呼ばれているそうです。
フィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum、1810年7月5日 – 1891年4月7日)は、アメリカ合衆国の興行師。その愉快な「ホラ話」(hoax)と、サーカス(後のリングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス)を設立したことで知られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/P%E3%83%BBT%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0
バーナム効果を使うと得られる効果
「自分のことを言っている…!」と感じるようになり、興味を示してもらうことができるようになります。
「今のあなたは、何かを変化させようと思っていませんか?」
「実は密かに、挑戦をしたいと考えているのではありませんか…?」
など。
バーナム効果の例
バーナム効果は様々な場面で使われています。
(動物?)占い(うらない)など
代表的なバーナム効果は、占いなどでもよく用いられます。
「◯◯さんは、友人が多く、誰からも慕われていそうなオーラが出ていますね。」
「○○さんは、3年前に人生を大きく転機を迎えた出来事があったのではないでしょうか?」
「うさぎタイプと診断されたあなたは、慎重になりがちです。」
なんとなく、当てはまりそうな感じがしませんか・・・?
血液型(けつえきがた)
血液型でもよく使われます。
「A型のあなたは真面目で几帳面なタイプです」
「B型のあなたは好奇心が旺盛で楽天家なタイプです」
「O型のあなたはおおらかで大雑把なタイプです」
「AB型のあなたは空想的で二面性をもつタイプです」
誰にでも当てはまりそうな気もしますが、その人のことを言っている…とも言えます。
まとめ
よくよく考えると大多数の人が当てはまるのではという気がしますが、このバーナム効果を使うことで「私のことを言っている・私のことを知ってくれている」と感じてもらうことができ、信用を獲得したり、興味を持ってもらったりファンになってもらいやすくなります。使いすぎには注意ですが、効果的に使うことでビジネス成功の糸口になるかもしれませんので、覚えておくと役に立つかと思います。
御参考ください😃