ビジネスモデル入門講座、今回は「フリー戦略」と4種類の形態についてご紹介します。
フリー戦略とは?
フリー戦略とは「無料のサービスから利益を生み出す」戦略のことです。クリス・アンダーソンの「フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略」によって一躍有名になりました。
主に次の4つの戦略があります。
直接的内部相互補助(ちょくせつてきないぶそうごほじょ)
直接的内部相互補助(ちょくせつてきないぶそうごほじょ)とは、同じ顧客に対して「有料の商品・サービス」と「無料の商品サービス」を組み合わせて提供するビジネスモデルです。
三者間市場(さんしゃかんしじょう)
「三者間市場(さんしゃかんしじょう)/同時的モデル」は、顧客・提供者と別に第三者が費用を負担するビジネスモデルです。
TV・ラジオや、昨今ではYoutubeのメディアなどで利用者・提供者と別に広告主がいる場合などが三者間市場にあたります。
フリーミアム
フリーミアムとは、商品・サービスを利用者に無料で提供し、有料サービスや商品購入につなげるビジネスモデルです。有料版の顧客が支払う料金が、無料版のサービスを支えている仕組みになります。
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このモデル事業は限界コストがゼロに近いデジタルコンテンツやサービスなので、無料ユーザーが多いことは問題にはなりません。無料顧客が増えるほど有料顧客が増える可能性があがるビジネスモデルです。
非貨幣経済(ひかへいけいざい)
ウィキペディアや企業のコンテンツマーケティングなど、金銭以外のインセンティブによって成り立つビジネスモデルを「非貨幣経済」といいます。
例えば、ウィキペディアは寄付によってインセンティブを得ています。
まとめ
フリー戦略を活用することで、ビジネスや事業を広く展開していくことができます。上記以外にも様々な戦略がありますが、戦略のひとつとしてぜひ覚えておきましょう。
ご参考ください。