ブランドカテゴライゼーションとは?
「ブランドカテゴライゼーション」とは、ある製品やサービスのカテゴリに含まれるブランドを類型化したフレームワークのことをいいます。
「◯◯といえば◯◯」といった、 最初に思い浮かぶ「第一想起」、つまり「ブランド」と呼ばれるものです。売れるものはこの「第一想起」のポジションを取っている場合も多いかと思います。
ひとつずつ見ていきます。
入手可能集合
「◯◯」という製品カテゴリーが「入手可能集合」と呼ばれます。
例えば「スマートフォン」というカテゴリが入手可能集合ということになります。
知名集合
「◯◯」といえば「◯◯」と「◯◯」と「◯◯」・・・といった、その名前を知っている、というブランドが「知名集合」です。
例えば、「スマートフォン」と聞いたときに、「Apple」「Google Pixel」「Galaxy」「OPPO」「Xperia」・・・といったブランドが思い浮かぶのであれば「知名集合」です。逆に、そのカテゴリを聞いた時に知らないブランドは「非知名集合」となります。
ここでは、PCや電子部品などは除き、あくまで「スマートフォン」というカテゴリになったときに知られているカテゴリです。
処理集合
「◯◯」というブランド名は知っていて「◯◯」ブランドの名前以外の何かも知っている、という状態が「処理集合」です。
想起集合
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「◯◯」というブランドを「購入したい」と考えているのであれば「想起集合」となります。購入するかどうか迷っているのであれば「保留集合」、購入は避けたい場合は「拒否集合」となります。
「購入を検討したい」と考えるブランドの集合体の中で、どのようにして「想起集合」に入れるか、がポイントになります。
第一想起
「想起集合」の中で一番に出てくる商品やサービスが「第一想起」です。
例えば、「スマートフォン」なら「iPhone」といった、頭の中で真っ先に思いつくブランドが「第一想起」です。
まとめ
マーケティングで知っておきたいキーワードのひとつが、この「第一想起」です。この第一想起ポジションをいかにして取れるか?が売上アップや利益を得るための重要なポイントのひとつになります。
どうすれば第一想起を取れるか?戦略を立てて進めることが重要です。
「◯◯のスキルアップを目指すなら◯◯さんに聞く!」…といったイメージですね。
ご参考ください。