米国時間10月14日にGoogleアナリティクスが「Google Analytics 4(GA4)」へと大幅にアップデートされました。
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Google アナリティクス 4 へのアップグレード
プロパティ設定の上部に「GA4 へのアップグレード」というメニューが新しく増えています。
「ようこそ」をクリックすると、アップグレードの画面に変わります。
「プロパティを作成」をクリックすると、新しいプロパティが作成されます。(元のプロパティは残ったままになるので元のプロパティには影響がありません)
設定アシスタント
接続が完了すると、既存のプロパティと別に新しいGA4用のプロパティが作られます。
タグの設定
新しいページ上のタグを追加する
もし今から過去(既存)のGoogleアナリティクスを設定する場合は、こちらのグローバルサイトタグ(gtag.js)を使うことで設定できます。
既存のページ上のタグを使用する
すでにGoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーを設定している場合は、既存の設定を変更することでGA4が使えるようになります。
GoogleアナリティクスかGoogleタグマネージャーから選択できます。
Googleタグマネージャー
Googleタグマネージャーに設置する場合は、「タグ」>「新規」から設定します。
[タグの設定] をクリックし、[GA4 設定] を選択します。
全ページAll Pages(または測定するページサブセット)タグをトリガーします。
設定完了したら、「公開」をして設置完了です。
リアルタイム
タグ設定を完了して公開をすると、早速リアルタイムで計測が開始されました!ファーストビューの世界地図が見やすくなった感じがしますね!!
日本地図もなんだか見やすくなりました!!!
レポート項目
レポート項目が以前と大きく変わっています。レポートの選択メニューがずいぶん減って少なくなったようです(見れる情報は果たして同じなのだろうか・・・?)
コンバージョン設定
コンバージョンは「コンバージョン イベント」として新しく作成するように変わっていました。
「新しいコンバージョン イベント」を設定することで、コンバージョンが設定できるようです。
今までのUAタグは・・・?
GA4の画面上から、今までのUAタグを、どこかから発行することができるのか・・・?場所を見つけることは出来ませんでした。GA4だけの場合はUAタグが無さそうなので色々と困りそうな気もしますが、その内、機能として追加されるかもしれません。
今までのUAタグを使用したい場合は、プロパティ作成のタイミングで。
プロパティを作成するタイミングで、下の方の「詳細オプションを表示」を開くと、過去のユニバーサルアナリティクスプロパティを作成することが出来るようになっています。
ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成を「ON」にすると作成できます。
Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスのプロパティを両方作成することができます。
まとめ
GA4では、機械学習モデルを核として様々な分析が行えるように設計をされているそうです。Cookieが無くなるかもしれないと言われている昨今ですので、新しい分析の仕組みが必要な時代になってきたのだろうと思われます。
まだ始まったばかりですので色々と変わるのかもしれませんが、また次回以降でGA4に関する詳しいレポートやお話をしていきたいと思います!ご参考下さい😃
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