Unassignedとは?
GA4のチャネルにあるUnassignedとは「チャネルの定義に一致しない流入経路」を表すものです。
チャネルは以下のルールで定義されている
GA4では、チャネルを以下のルールで定義しています。
- Organic Search:Google 検索や Bing 検索などの検索エンジンからの流入
- Paid Search:Google 広告や Microsoft Advertising などの検索広告からの流入
- Referral:他のウェブサイトやアプリからの流入
- Social:ソーシャルメディアからの流入
- Direct:直接入力やブックマークからの流入
- Display:ディスプレイ広告からの流入
- Email:メールからの流入
- App:アプリからの流入
これらのルールに一致しない流入は、Unassignedとして分類されます。
Unassignedに分類される流入の例
Unassignedに分類される流入の例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 検索エンジンからの流入で、検索キーワードが特定できない場合
- ソーシャルメディアからの流入で、ソーシャルメディアのプラットフォームが特定できない場合
- 直接入力やブックマークからの流入で、参照元が特定できない場合
- ディスプレイ広告からの流入で、広告主が特定できない場合
- メールからの流入で、メールの送信元が特定できない場合
- アプリからの流入で、アプリのストアが特定できない場合
Unassignedの割合が多い場合は、チャネルの定義を調整することで、より正確な分析を行うことができるかもしれません。
Unassignedの割合を調べる
Unassignedの割合を調べるには、以下の手順を実行します。
- Google アナリティクス 4 の管理画面を開きます。
- 左側のメニューから「アクティビティ」をクリックします。
- レポートの種類で「チャネル」を選択します。
- 「チャネル」列で「Unassigned」をクリックします。
[rml_read_more]
レポートが表示されたら、Unassigned の割合を確認できます。
まとめ
プロパティがアカウントに割り当てられると、そのプロパティのデータがアカウントで利用できるようになります。
Unassigned を割り当てるかどうかは、プロパティのデータを利用したいかどうかで判断するとよいでしょう。