リストを作ってEXCELを活用する練習をしたい・・・と思った時に、すぐに膨大なデータやリストを準備するのは、それだけで大変な時間と労力が掛かります。そんな時はオープンデータと呼ばれるデータを活用してみましょう。
オープンデータとは
スマートフォン、タブレット端末、SNSの普及等を背景に、多種多様な情報を相互に連携させて新たな価値を生み出すことが期待されています。特に、国や自治体が保有する公共データが、国民や企業が利用しやすい形で公開されることが求められています。オープンデータとは、行政が持っているデータを2次利用可能なライセンスで公開することで、行政の効率化、地域の課題解決、地域経済の活性化につなげていく世界的な取り組みです。
e-Stat 政府統計の総合窓口
e-Statは、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトです。
例えば、「人口統計」のメニューを選択して
年齢(各歳),男女別人口及び人口性比-総人口,日本人人口
を選択して「↓EXCEL」からダウンロードボタンを押すとEXCELのデータがダウンロードできます。
政府のオープンデータ – ITダッシュボード
政府のオープンデータの横断検索が可能なデータカタログサイト。『DATA.GO.JP』に登録されているオープンデータの項目ごとのデータ数が表示されていて、csvデータでダウンロードすることができます。
RESAS 地域経済分析システム
地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、日本・内閣府のまち・ひと・しごと創生本部が運用している、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民のいわゆるビッグデータを集約し、可視化を試みるシステムです。
※RESASは、Regional Economy (and) Society Analyzing Systemの略
APIを扱うこともできます。
※APIの利用にはご利用登録が必要となります。
福岡県オープンデータサイト
福岡市の公共データを随時公開するオープンデータサイトです。
例えば、 昭和56年からの 地下鉄駅別の乗車人員(1日平均)をEXCELデータとしてダウンロードすることができます。
BODIK ODCS
(公財)九州先端科学技術研究所が運営する自治体向けカタログサイトのプラットフォーム。
九州・山口のデータセットを見ることができます。各オープンデータがまとまっていて、とても見やすいサイトです。
まとめ
日本政府は、公共データを広く公開することにより、国民生活の向上、企業活動の活性化等を通じ、我が国の社会経済の発展に寄与する観点から、機械判読に適したデータ形式を、営利目的も含めた二次利用が可能な利用ルールで公開する「オープンデータ」の取組を推進しています。
- 一部抜粋
※何でも好き勝手に使っていいというわけでは無いので、利用規約などは要確認。
EXCELでデータ分析を行うときにも活用できると思いますので、ぜひオープンデータを活用して、行政の効率化、地域の課題解決、地域経済の活性化などにも繋げていきましょう!
ご参考下さい^o^)/