JSON(JavaScript Object Notation)は、軽量でデータ交換のためのテキストベースのデータ形式です。以下はJSONデータの基本的なフォーマットです。
オブジェクト(Object)
JSONデータは、中括弧 {}
で囲まれたキーと値のペアの集まりで構成されます。キーと値はコロン :
で区切られ、各ペアはカンマ ,
で区切られます。
{
"キー1": "値1",
"キー2": "値2",
"キー3": "値3"
}
配列(Array)
JSONでは、角括弧 [] で囲まれた値のリストを表すことができます。要素はカンマ , で区切ります。
[
"要素1",
"要素2",
"要素3"
]
データ型
JSONは、文字列(文字列はダブルクォートで囲まれます)、数値、真偽値(true
またはfalse
)、null
(空値)などのデータ型をサポートしています。
{
"文字列": "こんにちは",
"数値": 42,
"真偽値": true,
"空値": null
}
ネスト(入れ子構造)
JSONでは、オブジェクトや配列を入れ子にすることができます。これにより、複雑なデータ構造を表現できます。例えば、オブジェクト内に別のオブジェクトを含むことができます。
{
"ユーザ": {
"名前": "太郎",
"年齢": 25,
"住所": {
"都道府県": "東京",
"市区町村": "渋谷"
}
},
"趣味": ["読書", "スポーツ", "旅行"]
}
JSONオブジェクトでは、キーは必ず文字列でなければなりません。値は文字列、数値、真偽値、null、オブジェクト、または配列のいずれかです。
まとめ
JSONは広く利用され、ウェブ開発やAPI通信、設定ファイルの保存など、さまざまな用途で活用されています。