スキルアップを始める!

【JavaScript】ボタンをクリックしたときに現在のパラメータを次のページに渡す

JavaScript(ジャバスクリプト)
この記事は約6分で読めます。

※記事中に広告情報を含みます。

\ワードプレスのスキルアップはこちら!/ WordPress入門読本

ボタンをクリックしたときに、現在のページのパラメータを次のページに渡したい。

現在のページのパラメータを次のページに渡したい

例えば、次のようなパラメータがあったとします。

https://js.eguweb.tech/1918/?item-id=123
https://js.eguweb.tech/1918/?item-id=456
https://js.eguweb.tech/1918/?item-id=789

このページを開いたときに、次のページにパラメータを渡したい…。

例えば、次のようなパラメータがあったとします。

https://js.eguweb.tech/1918/?item-id=123
↓ボタンなどをクリックしたときに、パラメータをそのまま渡したい。
https://js.eguweb.tech/1923/?item-id=123

現在のページのパラメータを取得する

まずは、現在のページのパラメータを取得します。このコードは、JavaScriptを用いて、URLのパラメータから値を取得します。

// 現在のパラメータを取得
const params = new URLSearchParams(window.location.search);
// パラメータの値を取得する
const paramName = 'item-id';
const paramValue = params.get(paramName);

1行目では、URLSearchParamsというオブジェクトを使用して、現在のURLのパラメータを取得しています。window.location.searchは、現在のURLの?以降の文字列を表します。

new URLSearchParams()を使うことで、URLのパラメータを扱いやすい形式に変換することができます。

2行目では、取得したパラメータの中から、特定のパラメータの値を取得しています。

get()メソッドは、パラメータ名を指定して、そのパラメータの値を取得します。この場合は、paramNameに’item-id’という文字列が設定されており、params.get(paramName)によって、パラメータ名が’item-id’である値を取得しています。

このコードを実行することで、URLのパラメータから、特定のパラメータの値を取得することができます。例えば、以下のようなURLがある場合、

https://example.com/detail.php?item-id=1234&category=books

params.get('item-id')を実行すると、'1234'という文字列が返されます。

params.get('category')を実行すると、'books'という文字列が返されます。

コンソールでログを取ると、下記のような感じで値が取れます。

paramName: item-id
paramValue: 456
href: https://js.eguweb.tech/1923/
urlWithParams: URL
hash: ""
host:"js.eguweb.tech"
hostname:"js.eguweb.tech"
href:"https://js.eguweb.tech/1923/?item-id=456"
origin
:"https://js.eguweb.tech"
password:""
pathname:"/1923/"
port:""
protocol:"https:"
search:"?item-id=456"
searchParams:URLSearchParams {}
username:""
[[Prototype]]:URL
・・・

URLにパラメータを追加する

このコードは、JavaScriptを用いて、URLにパラメータを追加して、そのURLに遷移します。

  const href = 'https://js.eguweb.tech/1923/';
  const urlWithParams = new URL(href);
  urlWithParams.searchParams.set(paramName, paramValue);
  window.location.href = urlWithParams;

1行目では、hrefという変数にURLの文字列を設定しています。

2行目では、URLというオブジェクトを使用して、URLオブジェクトを作成しています。この時点では、まだURLにパラメータは含まれていません。

3行目では、searchParams.set()というメソッドを使用して、URLにパラメータを追加しています。set()メソッドは、パラメータ名とパラメータ値を引数に取り、URLSearchParamsオブジェクトに新しいパラメータを追加します。この場合は、前述のコードで設定されたparamNameparamValueの値が新しいパラメータとして追加されます。

4行目では、window.location.hrefを使用して、ブラウザのURLを変更しています。ここでは、先程追加したパラメータを含む新しいURLオブジェクトurlWithParamsを設定しています。

このコードを実行することで、元のURLに新しいパラメータを追加したURLに遷移することができます。

たとえば、以下のような場合には、https://js.eguweb.tech/1923/にパラメータ「item-id=1234」を追加して、https://js.eguweb.tech/1923/?item-id=1234に遷移することができます。

[rml_read_more]

const paramName = 'item-id';
const paramValue = '1234';
const href = 'https://js.eguweb.tech/1923/';
urlWithParams.searchParams.set(paramName, paramValue);

ボタンにonclick属性を追加する

ボタンにonclick属性を追加します。

<button onclick="handleClick()">ボタン</button>

handleClick()関数が実行できるようになるので、あとは、

<script>
function handleClick() {
  // 現在のパラメータを取得
  const params = new URLSearchParams(window.location.search);
  const paramName = 'item-id';
  const paramValue = params.get(paramName);
  console.log('paramName:', paramName);
  console.log('paramValue:', paramValue);
  
  // リンク先のURLを取得
  const href = 'https://js.eguweb.tech/1923/';
  console.log('href:', href);

  // パラメータを含めたURLを生成
  const urlWithParams = new URL(href);
  urlWithParams.searchParams.set(paramName, paramValue);
  console.log('urlWithParams:', urlWithParams);

  // ページを遷移
  window.location.href = urlWithParams;
}
</script>

ボタンクリックで、パラメータをそのまま渡して次のページに移動できました!

まとめ

これらのコードを作成して実行することで、元のURLに新しいパラメータを追加したURLに遷移することができます。

ご参考ください。

URLをコピーしました!