YubinBangoとは?
YubinBangoは、郵便番号を入力すると自動的に住所を入力することができるjQueryプラグインです。以下は、YubinBangoを使用して住所自動入力フォームを作るための基本的な手順です。
- YubinBangoのJavaScriptファイルをダウンロードします。
- HTMLフォームに、住所を入力するためのフォーム要素を作成します。
- jQueryとYubinBangoのJavaScriptファイルを読み込みます。
- YubinBangoを呼び出し、郵便番号フォーム要素と住所フォーム要素を指定します。
サンプルコード
以下は、サンプルコードです。
HTML:
<form action="" class="h-adr" method="post"> <span class="p-country-name" style="display:none;">Japan</span> <label for="zipcode">郵便番号:</label> <input type="text" id="zipcode" class="p-postal-code form-control"><br> <label for="prefecture">都道府県:</label> <input type="text" id="prefecture_name" class="p-region form-control" value=""><br> <label for="city">市区町村:</label> <input type="text" id="city_name" class="p-locality form-control" value=""><br> <label for="address">番地以下:</label> <input type="text" id="town_name" class="p-street-address form-control" value=""><br> </div> </form>
JavaScript:
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<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js"></script>
<script src="path/to/jquery.yubinbango.js"></script>
<script>
$(function() {
$('#zipcode').yubinbango({
postcode : ['#zipcode'],
address : {
'#prefecture' : '%prefecture',
'#city' : '%city',
'#address' : '%address'
}
});
});
</script>
コードの解説
以下にスクリプトの詳細を説明します。
最初の行は、jQueryライブラリを読み込むためのスクリプトタグです。このライブラリを使用することで、JavaScriptコード内で簡単にDOM要素を操作できます。
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js"></script>
2番目の行は、”jquery.yubinbango.js”ファイルを読み込むためのスクリプトタグです。このプラグインは、郵便番号の入力を補完し、自動的に住所を入力する機能を提供します。
<script src="path/to/jquery.yubinbango.js"></script>
次に、$(function() { ... });
というコードがあります。これは、ドキュメントが完全に読み込まれた後に実行される関数です。ドキュメントの読み込みが完了するまで待ってから、指定された処理を実行します。
$(function() {
});
$('#zipcode').yubinbango({ ... });
は、IDが”zipcode”の要素に対してyubinbangoプラグインを適用するコードです。yubinbangoプラグインは、指定された郵便番号フィールドの入力値を監視し、自動的に住所を補完します。
$('#zipcode').yubinbango({
});
postcode : ['#zipcode'],
は、yubinbangoプラグインが監視する郵便番号フィールドのセレクターを指定しています。この場合、IDが”zipcode”のフィールドが対象となります。
address : { ... }
は、住所を自動的に入力するためのフィールドとそのセレクターを指定するオブジェクトです。例えば、’#prefecture’のフィールドは%prefectureの値で、’#city’のフィールドは%cityの値で、’#address’のフィールドは%addressの値で自動入力されます。
postcode : ['#zipcode'],
address : {
'#prefecture' : '%prefecture',
'#city' : '%city',
'#address' : '%address'
}
このスクリプトを使用すると、IDが”zipcode”のフィールドに郵便番号を入力したとき、yubinbangoプラグインが自動的に住所を補完し、指定されたフィールドに入力された住所の値が表示されます。
まとめ
これで、住所自動入力フォームが作成されました。
ユーザーが郵便番号を入力すると、都道府県、市区町村、番地以下が自動的に入力されます。