以前作成した2次元配列のデータに.push()メソッドを使って配列を追加してみます。
2次元配列とは?
2次元配列とは、1次元配列の要素として1次元配列を持つデータ構造です。2次元配列を使うことで、行列やグリッドのようなデータを表現することができます。
例えば、3行4列の2次元配列を用意するには、以下のように宣言します。constarray = [[‘A1’, ‘B1’, ‘C1’], [‘A2’, ‘B2’, ‘C2’], [‘A3’, ‘B3’, ‘C3’], [‘A4’, ‘B4’, ‘C4’]];
表に置き換えると、このようなイメージです。
この2次元配列であれば、array[0][0]からarray[3][2]までの要素を持つことができます。
.push()メソッド
.push() メソッドは、配列の末尾に要素を追加するために使用される JavaScript 配列メソッドです。 配列に追加される要素である 1 つ以上の引数を取ります。
.push() メソッドは元の配列を変更し、配列の新しい長さも返します。
.push() メソッドの使用例を次に示します。
const array = [['A1', 'B1', 'C1'], ['A2', 'B2', 'C2'], ['A3', 'B3', 'C3'], ['A4', 'B4', 'C4']];
//配列にデータを追加
array.push(['A5','B5','C5']);
Logger.log(array[4]);
情報 [A5, B5, C5]
配列にpushで配列を追加したことによって、array[4]のデータが取得できるようになりました。
まとめ
.push() メソッドは元の配列を変更することに注意してください。元の配列を変更したくない場合は、.concat() メソッドを使用できます。
続きは、また。