%s演算子について
%s
演算子は「文字列フォーマット演算子」とも呼ばれ、文字列に値を埋め込むために使用されます。GASでも文字列フォーマットに使用されます。この演算子を使用することで、文字列に変数や定数を埋め込むことができます。
例えば、以下のように使用できます。以下は%s
演算子を使用した例です。
function myFunction() {
const name = "太郎";
const age = 25;
Logger.log("私の名前は%sです。年齢は%dです。" ,name,age);
}
この出力は、次のようになります。
情報 私の名前は太郎です。年齢は25.0です。
ここで、%s
は文字列型の値を表し、%d
は整数型の値を表します。また、%
の後に続く文字は、フォーマットする値の型を表します。
%s
演算子は、文字列だけでなく、数値やその他のデータ型もフォーマットすることができます。また、複数の値を一度にフォーマットすることもできます。
function myFunction() {
const name = "太郎";
const age = 25;
Logger.log("私の名前は%sです。年齢は%sです。" ,name,age);
}
情報 私の名前は太郎です。年齢は25.0です。
上記のコードでは、%sは文字列を表し、%dは整数を表しています。%sや%dの後ろに続く変数名や定数が、順番に文字列の中に埋め込まれます。
このように%s演算子を使用することで、複雑な文字列の組み立てを簡単に行うことができます。
%s演算子の注意点
注意点としては、%sは文字列型の値を表し、%dは整数型の値を表します。
例えば、以下のようなコードはエラーになります。
[rml_read_more]
function myFunction() {
const name = "太郎";
const age = 25;
Logger.log("私の名前は%dです。年齢は%dです。" ,name,age);
}
情報 私の名前はNaNです。年齢は25.0です。
このコードは、「私の名前は太郎で、年齢は25です。」という文字列を生成しようとしていますが、%dが文字列のため、値が表示されません。
正しいコードは、以下のようになります。
function myFunction() {
const name = "太郎";
const age = 25;
Logger.log("私の名前は%sです。年齢は%dです。" ,name,age);
}
情報 私の名前は太郎です。年齢は25.0です。
このコードでは、%sは文字列を取得して、%dは定数を取得しています。
まとめ
以上が、GASにおける%s演算子の使い方です。%s演算子は使えるようになると便利ですので、ぜひ活用ください。