Windows 11を初期化する方法です。この操作によりシステムを出荷時の状態に戻すことが可能です。※操作を実行する前に、重要なデータをバックアップすることを強くお勧めします。
Windows 11の初期化手順1. 設定から初期化する方法
Windows 11が正常に起動できる場合、以下の手順を使用します。
設定を開く
キーボードの【Windowsキー + i】を押して「設定」を開きます。
または「スタートメニュー」から「設定」を選択します。
リセットオプションに移動
左側のメニューから「システム」を選択します。
「システム」の中で「回復」をクリックします。
「このPCをリセット」を選択
「回復」オプション内で「このPCをリセット」をクリックします。
リセットオプションの選択
表示される画面で、以下の2つのオプションから選択できます：
「ファイルを保持する」: 個人ファイルは保持されますが、アプリや設定は削除されます。
「すべて削除する」: 個人ファイル、アプリ、設定すべてが削除されます。
再インストール方法の選択
「ローカル再インストール」または「クラウドダウンロード」のどちらかを選びます。
ローカル再インストール: デバイス内の既存ファイルから再インストールします。
クラウドダウンロード: インターネット経由で最新バージョンをダウンロードして再インストールします（ネット接続が必要）。
確認とリセット開始
確認画面で内容を確認し、「リセット」をクリックします。
リセットプロセスが開始され、数回再起動した後に初期化が完了します。
2. 起動できない場合の初期化方法
Windowsが正常に起動しない場合でも、以下の手順で初期化可能です。
- 回復環境に入る
- コンピュータを電源ボタンで3回連続して強制終了すると、自動的に回復環境（Advanced Startup Options）が表示されます。
- トラブルシューティングオプションを選択
- 「トラブルシューティング」 > 「このPCをリセット」を選択します。
- リセットオプションと方法を選択
- 上記と同様に、「ファイルを保持する」または「すべて削除する」を選びます。
- 再インストール方法として「ローカル再インストール」または「クラウドダウンロード」を選択します。
- リセット開始
- 指示に従い操作を進め、「リセット」をクリックして初期化プロセスを開始します。
こちらは応急的な方法ですが、もし通常リセットできない場合はお試しください。
注意事項
- 初期化後は元に戻せないため、大切なデータは事前に外部ドライブやクラウドサービスへバックアップしてください。
- 初期化中は電源が切れないように注意し、電源アダプターを接続して作業してください。
- クラウドダウンロードの場合、安定したネット接続が必要です。
まとめ
これらの手順でWindows 11を完全初期化することができます。
ご参考ください。
