SPILL/スピル
配列とも呼ばれる一連の値を返す Excel の数式は、これらの値を隣接するセルに返す。この動作はスピルと呼ばれます。数式の結果が複数の値になり、それらの値が隣接するセルに配置されていることを意味します。
通常、Excelの数式は1セルにひとつの数式を入れますが、これを、範囲を指定して数式の結果をまとめて出力することができるようになる機能です。
Office365やExcel2016以降の新機能として追加されました。
通常のセル参照
「=セル番号」で値を参照します。
オートフィルで完成です。各セルが左のセルの値を参照しています。
スピルで作成
「=A1:A10」といった範囲を指定します。
すると、不思議なことに、下のセルにダダっと、値が入ります。
応用
列同士の掛け算にも応用できます。
できました!
スピルを使うと、不思議なことに、ひとつのセルに数式を入れるだけで他のセルにも計算結果が入ります!
スピル範囲が空白ではありません
スピルが入っている範囲の中に、何かのデータが入っていると、エラーが起きます。
「スピル範囲が空白ではありません」
範囲内に何かデータが入ってしまうと結果が表示出来ないのでエラーになってしまいます。
まとめ
スピルを上手く使うと、列に計算結果を一気に表示したい時などに便利です。
ご参考下さい(^o^)/