Google Apps Scriptを用いたプルダウンメニューの条件分岐例

GAS(GoogleAppsScript)

2024.01.10

プルダウンメニューの選択に応じて異なるアクションを実行します。この例では、選択されたオプションに応じて、別のセルにメッセージを表示します。

条件分岐スクリプトの作成
スクリプトのテストとデバッグ
まとめ

条件分岐スクリプトの作成

ここでは、選択されたオプションに応じて異なるアクションを実行するスクリプトの作成方法を説明します。onEdit関数は、スプレッドシートが編集されるたびに自動的に実行される特別な関数です。

この関数内で、選択されたオプションを取得し、それに応じて異なるメッセージを出力するための条件分岐を行います。

サンプルコード：

function onEdit(e) {
  var range = e.range;
  var sheet = range.getSheet();
  if (sheet.getName() === 'シート1' && range.getRow() === 1 && range.getColumn() === 1) {
    var selectedOption = range.getValue();
    var outputCell = sheet.getRange('B1');
    if (selectedOption === 'オプション1') {
      outputCell.setValue('オプション1が選択されました');
    } else if (selectedOption === 'オプション2') {
      outputCell.setValue('オプション2が選択されました');
    } else if (selectedOption === 'オプション3') {
      outputCell.setValue('オプション3が選択されました');
    }
  }
}

このコードは、スプレッドシートが編集されるたびに実行されるonEdit関数です。スクリプトを使用する際は、スプレッドシートの名前、プルダウンメニューの列番号、出力先のセルアドレスを適切に設定する必要があります。