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【Google Apps Script (GAS)】フォルダ内のすべてのGoogleスライドを一括でPDF化する

GAS(GoogleAppsScript)
GAS(GoogleAppsScript)
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このスクリプトを使用することで、フォルダ内のGoogleスライドファイルを効率的にPDF化することができます。変換作業を自動化することで、時間を節約し、大量のファイルを簡単に処理することができます。

スクリプトの概要

以下のスクリプトは、指定されたフォルダ内のすべてのGoogleスライドファイルを検索し、それぞれをPDFに変換して新しいフォルダに保存します。

function convertSlidesFolderToPDF() {
  // 元のスライドが格納されているフォルダのID
  const sourceFolderId = 'ここに元のフォルダIDを入力';
  
  // PDFを保存する新しいフォルダ名
  const pdfFolderName = 'スライドPDF';
  
  // 元のフォルダを取得
  const sourceFolder = DriveApp.getFolderById(sourceFolderId);
  
  // PDFを保存する新しいフォルダを作成
  const pdfFolder = DriveApp.createFolder(pdfFolderName);
  
  // フォルダ内のファイルを取得
  const files = sourceFolder.getFiles();
  
  while (files.hasNext()) {
    const file = files.next();
    if (file.getMimeType() === MimeType.GOOGLE_SLIDES) {
      const blob = file.getAs(MimeType.PDF);
      pdfFolder.createFile(blob);
    }
  }
  
  Logger.log('変換が完了しました。新しいフォルダ: ' + pdfFolder.getUrl());
}

PDFが一気に生成されました。

以下、コードの詳細です。

関数の宣言

function convertSlidesFolderToPDF() {

これは関数の宣言です。この関数名を指定してスクリプトを実行します。

フォルダのIDを指定

const sourceFolderId = 'ここに元のフォルダIDを入力';

変換したいGoogleスライドが格納されているフォルダのIDを指定します。このIDは、フォルダのURLから取得できます。

新しいフォルダの名前

const pdfFolderName = 'スライドPDF';

変換したPDFファイルを保存する新しいフォルダの名前を指定します。

指定したIDのフォルダオブジェクトを取得

const sourceFolder = DriveApp.getFolderById(sourceFolderId);

DriveApp.getFolderById()メソッドを使用して、指定したIDのフォルダオブジェクトを取得します。

PDFファイルを保存する新しいフォルダを作成

const pdfFolder = DriveApp.createFolder(pdfFolderName);

DriveApp.createFolder()メソッドで、PDFファイルを保存する新しいフォルダを作成します。

元のフォルダ内のすべてのファイルを取得

const files = sourceFolder.getFiles();

sourceFolder.getFiles()メソッドで、元のフォルダ内のすべてのファイルを取得します。

whileループ

while (files.hasNext()) {
const file = files.next();

whileループを使用して、フォルダ内のすべてのファイルを順番に処理します。

MIMEタイプをチェック

if (file.getMimeType() === MimeType.GOOGLE_SLIDES) {

ファイルのMIMEタイプをチェックし、Googleスライドファイルのみを処理対象とします。

PDF形式のBlobオブジェクトに変換

const blob = file.getAs(MimeType.PDF);

file.getAs()メソッドを使用して、スライドファイルをPDF形式のBlobオブジェクトに変換します。

変換されたPDFをの新しいフォルダに保存

pdfFolder.createFile(blob);

pdfFolder.createFile()メソッドで、変換されたPDFをの新しいフォルダに保存します。

ループの終了

}

ループの終了を示します。

ログに記録

Logger.log('変換が完了しました。新しいフォルダ: ' + pdfFolder.getUrl());

変換プロセスが完了したことをログに記録し、新しく作成されたPDFフォルダのURLを表示します。

補足説明

  • このスクリプトは、Google DriveのAPIを使用して、ファイルやフォルダを操作しています。
  • MimeType.GOOGLE_SLIDESMimeType.PDFは、Google Apps Scriptで定義された定数で、それぞれGoogleスライドとPDFのMIMEタイプを表しています。
  • Blobオブジェクトは、バイナリラージオブジェクトを表し、ファイルのコンテンツを扱うために使用されます。

まとめ

このスクリプトを使用することで、指定したフォルダ内のすべてのGoogleスライドファイルを効率的にPDF形式に変換し、新しいフォルダに保存することができます。

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