今回は、json(JavaScript Object Notation)とは何か?についてご紹介します。
JSONとは?
JSONとは「JavaScript Object Notation」の略で、データを表現するための軽量でテキストベースのフォーマットです。
JSONは、名前と値のペアで構成されたデータオブジェクトを表現するために使用されます。値は、文字列、数値、真偽値、配列、別のオブジェクト、またはnullのいずれかです。
JSONは、WebアプリケーションやWebサービスでのデータの交換に広く使用されており、XMLよりもシンプルで扱いやすいとされています。
JSONの形式は、JavaScriptで使用されるオブジェクトリテラルの構文に似ていますが、JSONはJavaScriptだけでなく、PythonやJavaなどの多くのプログラミング言語でもサポートされています。
また、JSONはテキストベースのフォーマットであるため、データの解析や作成が容易であり、扱いやすいという利点があります。
JSONファイルの拡張子
JSONファイルの拡張子は、”.json”です。JSONファイルは、テキストファイルとして保存され、通常、UTF-8でエンコードされます。
以下は、JSONファイルの拡張子が”.json”である例です。
- example.json
- data.json
- config.json
- sample_data.json
- settings.json
これらのファイル名は、JSON形式でデータを保存するために一般的に使用されます。ただし、拡張子を変更することは可能であるため、”.json”以外の拡張子を使用しているJSONファイルも存在する場合があります。
JSONの具体例
以下はJSONの具体例です。
[rml_read_more]
{
"name": "John Smith",
"age": 30,
"isStudent": false,
"hobbies": ["reading", "music", "swimming"],
"address": {
"street": "123 Main St",
"city": "Anytown",
"state": "CA",
"zip": "12345"
}
}
このJSONオブジェクトは、次の情報を表しています。
名前: John Smith
年齢: 30
学生であるかどうか: false
趣味: 読書、音楽、水泳
住所: 123 Main St、Anytown、CA、12345
この例では、JSONオブジェクトは波括弧で囲まれており、各情報は名前と値のペアで表されています。
名前はダブルクォーテーションで囲まれ、値には文字列、数値、真偽値、配列、または別のJSONオブジェクトが使用されています。配列は角括弧で囲まれ、オブジェクトは波括弧で囲まれます。
まとめ
JSONは、WebアプリケーションやWebサービスなどでよく使用されているため、多くのプログラムでJSONファイルを読み取ることができます。
また、一部のテキストエディタやコードエディタでは、JSONファイルのシンタックスハイライトや構文チェックなどの機能を提供しています。