QUERY関数で範囲からデータを抽出できる
QUERY関数とは「Google Visualization API のクエリ言語を使用して、データ全体に対するクエリを実行します」。
QUERY(データ, クエリ, [見出し])
以前もご紹介しましたが、クエリを使って、実際に使って試していきたいと思います。
今回は東京都オープンデータカタログサイトから、東京都卸売市場日報(販売予定数量・花き)のデータを使ってデータ抽出をしてみたいと思います。
WHERE(条件指定)
whereを使うと「条件指定」ができます。下記の場合、F列が「スプレー菊」のデータのみが抽出されます。
=query(estimate_quantity_flower!A2:K,"select * where F = 'スプレー菊'")
F列が「スプレー菊」のデータのみが抽出されました!
WHERE AND(複数条件指定)
WHERE ANDとすると、複数の条件(○○かつ○○)を指定できます。
=query(estimate_quantity_flower!A2:K,"select * where B='板橋' and F='スプレー菊'")
B列が「板橋」かつF列が「スプレー菊」のデータのみが抽出されました!
WHERE OR(複数条件指定)
WHERE ORとすると、複数の条件(○○または○○)を指定できます。
=query(estimate_quantity_flower!A2:K,"select * where B='板橋' or B='スプレー菊'")
B列が「板橋」またはF列が「スプレー菊」のデータが抽出されました!
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WHERE AND OR(複数条件指定・複合)
このANDとORを組み合わせてみます。
=query(estimate_quantity_flower!A2:K,"select * where (B='板橋'or B='大田') and F='スプレー菊'")
whereの後にカッコでor条件をくくって、その後にand条件をつないでいます。
これで、B列が「板橋」または「大田」かつF列が「スプレー菊」のデータが抽出されました!
orとandの複合条件でも色々とできそうです。
まとめ
このような感じで「クエリ関数」を使うことで様々な条件でデータを抽出することができます!
今回はWHERE句を使ってクエリで抽出しました。次回は別のパターンのクエリで抽出してみたいと思います!ご参考下さい😃