エスケープシーケンスは、文字列内で特殊な文字を表現するための方法です。GASでも同様に、文字列内で特殊な文字を表現するためにエスケープシーケンスを使うことができます。
GASでよく使われるエスケープシーケンスの一覧
以下は、GASでよく使われるエスケープシーケンスの一覧です。
\": ダブルクォーテーション
\': シングルクォーテーション
\\: バックスラッシュ(¥文字)
\n: 改行
\r: キャリッジリターン(復帰)
\t: タブ
¥n: 改行
¥b: バックスペース
¥t: 水平タブ
¥v: 垂直タブ
¥f: 改ページ
¥0: NULL文字
¥uXXXX: 4桁のXXXX(16進数)が表すUnicode文字
エスケープシーケンスを用いた文字列の例
以下は、エスケープシーケンスを用いた文字列の例です。
Logger.log("Hello, \\"world\\"!") // Hello, "world"!
Logger.log('It\\'s a beautiful day.') // It's a beautiful day.
Logger.log('C:\\\\Users\\\\John\\\\Documents') // C:\\Users\\John\\Documents
Logger.log('Line 1\\nLine 2\\nLine 3') // Line 1
// Line 2
// Line 3
これらのエスケープシーケンスを使用することで、文字列内に特殊な文字を挿入することができます。例えば、改行を表す「\n」を使用することで、文字列を複数行に分割できます。
まとめ
以上が、GASでのエスケープシーケンスについての説明です。GASで文字列操作をする際は、エスケープシーケンスを上手に利用して、効率的なコードを書くことができます。