【JavaScript】forEachメソッドとは？基本と使い方について

forEachメソッドとは？

forEachは、JavaScriptで配列を繰り返し処理するためのメソッドです。与えられた関数を配列の各要素に対して一度ずつ呼び出します。ここで、提供されたコードでは、dataという配列の各要素に対してforEachメソッドが使われています。

以下は、forEachメソッドの基本的な使い方と、コード内での具体的な使用例です。

forEachメソッドの基本的な構文

array.forEach(function(currentValue, index, array) {
  // 処理
}, thisArg);

• currentValue: 現在の要素の値
• index: 現在の要素のインデックス
• array: forEachが実行されている配列
• thisArg（省略可能）: thisとして使用される値

具体的な例

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

numbers.forEach(function(number, index) {
  console.log('Index ' + index + ': ' + number);
});
情報	Index 0: 1
情報	Index 1: 2
情報	Index 2: 3
情報	Index 3: 4
情報	Index 4: 5

上記の例では、numbers配列の各要素に対して、インデックスと要素の値をコンソールに出力します。

コードの具体的な解説:

// データを書き込む
data.forEach(function (item) {
  // headers配列の各要素に対してmapメソッドを使用
  var row = headers.map(function (header) {
    // itemオブジェクトから対応するヘッダーに紐づく値を取得して配列に追加
    return item[header];
  });
  // sheetに行を追加
  sheet.appendRow(row);
  // ログに行の内容を出力
  Logger.log(row);
});

このコードでは、data配列の各要素に対して、headers配列に基づいて行を作成し、それをスプレッドシートのsheetに追加しています。各行の内容はLogger.logを使用してコンソールにも出力されています。

例 1: 配列の各要素に1を加える

この例では、numbers配列の各要素に1を加えています。

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

numbers.forEach(function(number, index, array) {
  array[index] = number + 1;
});

console.log(numbers);
// 出力: [2, 3, 4, 5, 6]

例 2: 偶数だけを出力する

この例では、numbers配列の各要素に対して、偶数かどうかを判定し、偶数の場合にコンソールに出力しています。

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10];

numbers.forEach(function(number) {
  if (number % 2 === 0) {
    console.log(number);
  }
});
// 出力: 2, 4, 6, 8, 10

例 3: インデックスと要素の積を計算する

この例では、numbers配列の各要素に対して、偶数かどうかを判定し、偶数の場合にコンソールに出力しています。

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

numbers.forEach(function(number, index) {
  var product = number * index;
  console.log('Index ' + index + ': ' + product);
});
// 出力: 0, 2, 6, 12, 20

例 3: インデックスと要素の積を計算する

この例では、各要素の値とそのインデックスの積を計算してコンソールに出力しています。

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

numbers.forEach(function(number, index) {
  var product = number * index;
  console.log('Index ' + index + ': ' + product);
});
// 出力: 0, 2, 6, 12, 20

例 4: オブジェクトのプロパティを出力する

この例では、オブジェクトpersonのプロパティとその値を出力しています。

var person = {
  name: 'John',
  age: 30,
  occupation: 'Engineer'
};

Object.keys(person).forEach(function(key) {
  console.log(key + ': ' + person[key]);
});
// 出力: name: John, age: 30, occupation: Engineer

forEachまとめ

これらの例は、forEachメソッドがどのように使用されるかを示しています。各例で配列やオブジェクトの要素に対して独自の処理を行っています。