Yahoo Finance APIを使って、指定された期間のApple (AAPL) の株価データを取得し、表示します。
yfinanceのインポート
yfinance ライブラリは Python に標準でインストールされていないため、最初にインストールする必要があります。
pip install yfinance
ターミナルまたはコマンドプロンプトで上記のコマンドを実行してください。
ライブラリのインポート
Python スクリプト内で、以下のコードを記述してライブラリをインポートします。
import yfinance as yf
from datetime import datetime
- import yfinance as yf: yfinance ライブラリをインポートし、yf という短い別名で参照できるようにします。これにより、以降のコードで yf.download のように、yf を接頭辞として yfinance の関数やクラスを使用できます。
- from datetime import datetime: datetime モジュール内の datetime クラスのみをインポートします。これにより、datetime(2023, 1, 1) のように、datetime クラスを直接使用できます。
コード例 (全体)
import yfinance as yf
from datetime import datetime
def get_stock_data(ticker, start_date, end_date):
return yf.download(ticker, start=start_date, end=end_date)
if __name__ == "__main__":
start = datetime(2023, 1, 1)
end = datetime(2023, 12, 31)
ticker = "AAPL"
df = get_stock_data(ticker, start, end)
print(df)
- すでに yfinance ライブラリをインストールしている場合は、手順1は不要です。
- import yfinance のように別名 (as yf) を指定せずにインポートすることもできますが、別名を使用することでコードが簡潔になり、可読性が向上します。
- datetime モジュールには、date、time、timedelta など、日付や時刻を扱うための他のクラスも含まれています。必要に応じて、これらのクラスもインポートできます。
スクリプトの実行
ターミナルまたはコマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行してスクリプトを実行します。
python stock_data.py
指定した銘柄と期間の株価データ(終値)が、DataFrame形式でターミナルまたはコマンドプロンプトに出力されます。
まとめ
この方法により、株価データを取得し、分析や可視化に活用できます。Yahoo Finance APIの制限やデータの信頼性には注意が必要です。