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WordPressのカテゴリーは1記事1つが最適。その理由と設定方法を徹底解説

WordPress(ワードプレス)
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ウェブサイトやブログを運営する中で、記事のカテゴリー分けに悩む場面は多いものです。 関連しそうなカテゴリーを複数選びたくなりますが、実は1記事につき1つのカテゴリーに絞るのが、サイト構築の基本セオリーとされています。

SEO対策やユーザーの使いやすさを向上させる上で、これは非常に重要なポイントになります。 今回は、なぜカテゴリーを1つにすべきなのかという理由と、WordPressで複数選択を防止する設定方法について詳しく解説します。

なぜカテゴリーを1つに絞るべきなのか

理由は大きく分けて以下の3つになります。

SEOの評価を分散させないため

検索エンジンはパンくずリストやURLの構造を見て、その記事がサイト内のどの位置にあるのかを理解します。

複数のカテゴリーを設定すると、システムによっては複数のパンくずリストが生成されてしまい、検索エンジンが正しい階層構造を把握しづらくなります。

結果として、記事のSEO評価が分散したり、重複コンテンツとして扱われたりするリスクが生じます。

ユーザーがサイト内で迷わないようにするため

カテゴリーは、サイトを訪れたユーザーにとっての案内標識です。 1つの記事が複数のカテゴリーに属していると、ユーザーは自分が今サイト内のどこにいるのか混乱してしまうことがあります。

案内標識を1本道にすることでサイトの回遊性が高まり、目的の情報へスムーズにたどり着けるようになります。

タグ機能との役割分担を明確にするため

WordPressにはカテゴリーのほかに、タグという機能があります。

カテゴリーはサイトの大きなフォルダ分け(縦の構造)を担当し、タグはフォルダをまたいだキーワード(横のつながり)を担当します。

カテゴリーを1つに絞り、細かい関連性はタグで補完するというルールを設けることで、サイト全体のデータ構造が美しく整理されます。

カテゴリーを1つしか選択できないようにする設定方法

複数選択による運用ミスを防ぐためには、システム側で制御をかけてしまうのが最も確実です。 WordPressの投稿画面で、カテゴリーのチェックボックスをラジオボタンに変更する方法をご紹介します。

クラシックエディターやクイック編集を利用している場合、利用しているテーマ(子テーマを推奨)のfunctions.phpに、以下のコードを追記します。

※一歩間違えると二度と管理画面などに入れなくなるので取り扱い慎重に行ってください。

PHP

function change_category_checkbox_to_radio() {
    global $pagenow;
    if ( $pagenow === 'post-new.php' || $pagenow === 'post.php' || $pagenow === 'edit.php' ) {
        ?>
        <script type="text/javascript">
            jQuery(document).ready(function($) {
                $('#categorychecklist input[type="checkbox"]').each(function() {
                    $(this).replaceWith($(this).clone().attr('type', 'radio'));
                });
            });
        </script>
        <?php
    }
}
add_action( 'admin_print_footer_scripts', 'change_category_checkbox_to_radio' );

これにより、管理画面の投稿一覧や編集ページで、カテゴリーがラジオボタンとして表示されるようになります。

ブロックエディターを利用している場合

ブロックエディターの投稿画面はReactという仕組みで構築されており、上記のようなシンプルなPHPコードの追加だけではUIを変更することが困難です。 そのため、プラグインを導入するのが最も手軽で安全な方法となります。

代表的なものとして、「Radio Buttons for Taxonomies」などのプラグインを利用すると、専門的なコードを書かずに簡単にラジオボタン化が可能です。

まとめ

カテゴリーを1つに絞ることは、検索エンジンにもユーザーにも優しいサイト設計の第一歩です。 特に、長期的にコンテンツを増やしていく予定のプロジェクトや、高いSEO効果を狙うウェブサイトにおいては、初期段階でこのルールを徹底することが成功の鍵となります。

運用ルールをシステム側で固定してしまうことで、複数人でのサイト管理や情報発信もスムーズになりますので、ぜひご自身のサイトにも取り入れてみてください。