前回、「scroll」は「パラメータは収集されません」という話を書きましたが、このままだと「途中までスクロールした」という情報が分からないので、タグマネージャを使って、ユーザーさんがどの部分までスクロールしたのか?を取得したいと思います。
タグの追加
あとで分かりやすいように新規のタグを作成しておきます。
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051111-00-1024x663.jpg)
「Scroll Depth Threshold」がパーセントにあたりそうなのでパラメータの値にはこちらをセットしておきます。
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051112-00.jpg)
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051114-00-1024x497.jpg)
「スクロール距離」トリガーを使用すると、ユーザーがウェブページをどれだけスクロールして進んだかに応じてタグを配信できます。以下の手順でスクロール距離トリガーを設定します。
https://support.google.com/tagmanager/answer/7679218?hl=ja
タグマネージャで新規トリガーを追加する
トリガーの中に「スクロール距離」という便利なトリガーがあるので、こちらをセットします。
[rml_read_more]
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105050121-00-1024x928.jpg)
スクロール距離はちょっと小刻みですが・・・
縦方向スクロール距離 10,20,30,40,450,60,70,80,90,100
横方向スクロール距離 10,20,30,40,450,60,70,80,90,100
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105050123-00-1024x732.jpg)
としてみました。
あとはイベントパラメータに{{Scroll Depth Threshold}}セットしてひとまず完了です。
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051114-00-1-1024x497.jpg)
scroll Depth計測開始
これで「scroll Depth(スクロール距離)」が取得開始されます!
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051103-00-1024x666.jpg)
dataLayer.push({})内のevent:”gtm.scrollDepth”,という部分がスクロールイベントの値になっているようです。
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051117-00.jpg)
ただ、「横スクロール」が入っているとデータの意味合いが区別付かなそうな気がしてきましたので、やっぱり「縦スクロール」のみに変更してみます。
![](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/202105051106-00-1024x770.jpg)
まとめ
トリガーの「スクロール距離」を設定することで、「どの程度までページをスクロールしたのか?」のデータを取得することができるようになります。
ランディングページなどでは収集できていた方が良いデータかと思いますので、ぜひ設定してみましょう。
![メンター](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/21274626d001642e570a5106bb41707e.png)
「scroll Depth」で「スクロール距離」を取得することができるようになります。
![メンティー](https://eguweb.jp/wp-content/uploads/e3875f1918a0f093ab49d8cfe3c2f7b3.jpg)
設定してみます!!
ご参考ください。