スキルアップを始める!

【CSS】pre 要素を右端で折り返し(自動改行)する|white-space: pre-wrap;

CSS(シー・エス・エス)
CSS(シー・エス・エス)
この記事は約2分で読めます。

※記事中に広告情報を含みます。

\ワードプレスのスキルアップはこちら!/ WordPress入門読本

HTMLにおいて、pre 要素は、通常、その中のテキストを書かれた通りに表示します。これには空白や改行がそのまま反映されるという特性があります。しかし、pre 要素内での自動的な折り返し(自動改行)を実現するには、CSSを使用する必要があります。

white-space: pre-wrap;

pre 要素でテキストを自動で折り返したい場合、以下のようなCSSプロパティを適用します:

pre {
white-space: pre-wrap; /* CSSで折り返しを有効にする */
}

このwhite-space: pre-wrap;プロパティは、改行、空白を保持しつつ、コンテナの幅に合わせてテキストを折り返します。以下は、HTMLとCSSを組み合わせた完全な例です:

<style>
pre {
white-space: pre-wrap; /* テキストを折り返す */
border: 1px solid #ccc; /* 枠線を追加 */
padding: 10px; /* 内側の余白を追加 */
}
</style>

<h2>Pre Element with Wrapping</h2>
<pre>
これは例のテキストです。
ここに書かれた内容は、通常通りにスペースや改行が保持されますが、
幅に合わせて適切に折り返されます。
</pre>

white-space の値

このプロパティは、要素の空白の扱い方を定義します。pre 要素に対してよく使われる white-space の値には以下のものがあります。

  • pre: これがデフォルト値で、改行と空白はそのまま保持され、折り返しは行われません。
  • pre-wrap: 改行と空白を保持しながら、必要に応じてテキストを折り返します。これはコンテナの幅に応じて改行が挿入されることを意味します。
  • pre-line: 改行は保持されますが、連続する空白は一つにまとめられ、折り返しも行います。

まとめ

このCSSのコードは、pre 要素内のテキストが画面幅を超えて長くなった場合でも、適切に折り返されるようにします。これにより、ユーザーがスクロールせずに内容を読むことが可能になり、特にプログラミングコードやフォーマットされたテキストの表示に適しています。

pre タグ内のテキストは元のフォーマットを維持しながら、ブラウザの幅に合わせて適切に折り返されます。これにより、長い行も読みやすくなります。

URLをコピーしました!