今回は、一次元配列内で計算式を作って計算結果を表示してみます。
Array.map() メソッド
Google Apps Script (GAS) で一次元配列内で計算式を作って計算結果を配列内で作るには、Array.map() を使用します。
map() メソッドは、与えられた関数を配列のすべての要素に対して呼び出し、その結果からなる新しい配列を生成することができます。
例えば、以下のように配列 [1, 2, 3, 4, 5] の各要素を 2 で乗算し、新しい配列 [2, 4, 6, 8, 10] を作成することができます。
var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
var multipliedNumbers = numbers.map(function(number) {
return number * 2;
});
情報 [2.0, 4.0, 6.0, 8.0, 10.0]
上記のように書いた場合は、配列の中身を全て2倍にした、新しい配列が生成されます。
Array.map() メソッドの短縮形
もしくは、短縮形でこのように書くこともできます。
var numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
var multipliedNumbers = numbers.map(number => number * 2);
結果は、最初の書き方と同じことになります。
まとめ
ここで、map() 関数は、配列の各要素に対して、指定された関数を実行し、その結果からなる新しい配列を返します。その関数の引数には、配列の要素が渡され、その関数の戻り値が新しい配列の要素になります。
応用については、また次回。