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WordPressで多言語サイトを簡単に実現!Polylangプラグインの使い方

WordPress(ワードプレス)
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WordPressで多言語対応のサイトを作りたいと考えたとき、「Polylang」という無料プラグインが非常に便利です。この記事では、Polylangの基本的な使い方から、多言語対応を成功させるためのポイントまでを詳しく解説します。

Polylangとは?無料で使える多言語対応プラグイン

Polylangは、WordPressに多言語機能を追加するためのプラグインです。無料版でも、投稿・固定ページ・カテゴリー・タグ・カスタム投稿タイプなど、さまざまなコンテンツを複数言語で管理できます。

WooCommerceにも対応しており、ECサイトにも応用可能です(有料の「Polylang for WooCommerce」が必要)。

Polylangの導入方法と初期設定

まずはプラグインをインストールし、有効化しましょう。

  1. WordPressの管理画面で「プラグイン → 新規追加」
  2. 「Polylang」と検索し、インストール → 有効化
  3. 有効化後、「言語」メニューが追加される

初期設定では、以下の手順でサイトの言語を登録します。

  • 使用する言語を追加(例:日本語、英語)
  • 各言語のスラッグ(URLに含まれる識別子)を設定
  • デフォルト言語を選択

各コンテンツに翻訳を追加する方法

Polylangでは、投稿や固定ページごとに翻訳バージョンを作成できます。

  • 新規投稿・固定ページの作成画面に「言語」が表示され、そこから翻訳を作成
  • それぞれの言語で個別にタイトル・本文を記入
  • 各言語の投稿は、相互に関連付けられ、ユーザーが言語を切り替えた際に自動で対応ページに遷移可能

言語切り替えメニューの設置方法

ユーザーがサイトの言語を切り替えられるように、メニューに言語スイッチャーを設置します。

  1. 「外観 → メニュー」に移動
  2. 使用中のメニューに「言語スイッチャー」を追加
  3. 表示スタイル(ドロップダウン、フラグ表示など)を選択可能

ウィジェットやショートコードでも設置が可能です。

SEOにも強い!PolylangのSEO対応機能

Polylangは多言語SEOにも配慮されています。

  • 言語ごとに異なるURL(例:example.com/en/)
  • <html lang="en">などの適切な言語属性を自動出力
  • 各言語ページに適切なhreflangタグを付与(Yoast SEOとの連携で強化可能)

Googleに多言語サイトとして正しく認識してもらえる構成が整います。

Polylangのメリットと注意点

メリット

  • 無料で本格的な多言語対応が可能
  • WordPressの標準的な使い方をベースに運用できる
  • カスタム投稿・カスタムフィールドにも対応

注意点

  • 翻訳コンテンツは手動作成(自動翻訳には対応していない)
  • テーマや他プラグインとの相性に注意(事前にテスト推奨)
  • WooCommerceと連携するには有料版が必要

多言語サイト運営のポイント

  • 翻訳は機械任せにせず、ネイティブまたは翻訳者がチェックする
  • 各言語でメタ情報(SEOタイトル・ディスクリプション)も設定する
  • サイトマップの出力を言語別にする(SEO強化)

多言語化は一度にすべて対応しなくても構いません。主要ページから徐々に翻訳を進めていくのも効果的です。


まとめ

WordPressで多言語サイトを運営したい方にとって、Polylangは最も手軽で柔軟なプラグインのひとつです。無料で始められ、SEOにも配慮された設計なので、グローバル展開を目指すサイトにも最適です。

ぜひPolylangを活用して、世界中のユーザーにあなたの情報を届けましょう。