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 【未払費用(みばらいひよう)】負債の勘定科目について|簿記3級

Boki(簿記)
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今回は、負債の勘定科目「未払費用(みばらいひよう)」について解説します。

「未払費用(みばらいひよう)」とは?

「未払費用(みばらいひよう)」とは「一定の契約に従い、継続して役務の提供を受ける場合、すでに提供された役務に対して、いまだその対価の支払が終らないもの」に使われる勘定科目です。

未払費用は、支払いが必要となるため、増加した場合は負債の科目となります。

「未払費用」が増加したときは「貸方」に記載します。

「未払費用」が減少したときは「借方」に記載します。

未払費用(みばらいひよう)の詳細

未払費用は、例えば「水道光熱費」「未払地代家賃」「未払保険料」「未払利息」「給料」などが該当します。これらは支払いが完了していないため、負債の勘定科目に分類されます。

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例えば、地代家賃を「契約開始日から1年後に1年分支払う」と取り交わしていた場合なども未払費用となります。

未払費用は、翌期に支払うことが予定されているため、次のように処理されます。

まず、未払費用の勘定科目に費用を計上します。次に、支払いが完了した際には、未払費用の勘定科目から支払いを行い、同額を支払ったことを示す勘定科目(現金、銀行など)に金額を振り替えます。

未払費用(みばらいひよう)の仕訳例

決算にあたり、翌月払いとなっている家賃10万円を未払費用として計上した。

借方科目金額貸方科目金額
地代家賃100,000未払費用100,000

未払費用の地代家賃を翌期首に振り戻した。

借方科目金額貸方科目金額
未払費用100,000地代家賃100,000

家賃の支払日となったので、振り込みで支払った。

借方科目金額貸方科目金額
地代家賃100,000普通預金100,000
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