フレームレート(Frames Per Second)
時間あたりに処理させるフレーム(コマ)の数(静止画像数)を示す数値。1秒あたりの数値:fps( frames per second=フレーム毎秒)の単位で表します。
動画データのフレームレートが違う
動画データによって、このフレーム数が違うことがあります。
フレーム率:60.00フレーム/秒
フレーム率:30.00フレーム/秒
フレーム率:29.97フレーム/秒
フレーム率:25.00フレーム/秒
シーケンス作成時に注意
PremiereProでタイムラインにクリップをドラッグアンドドロップすると、自動的にシーケンスが作成されますが・・・
クリップを複数選択してタイムラインに入れたときは
フレームレートが一番小さいクリップのフレームレートに合わせてシーケンスが作成されます。
25FPS、29.97FPS、30FPS、60FPS、を4つ選択してタイムラインにドラッグアンドドロップしたときは、シーケンスのフレームレートは「25FPS」となりました。
シーケンスのフレームレートの値に注意
例えば、25FPS、29.97FPS、30FPS、60FPS、を4つ選択してタイムラインにドラッグアンドドロップしたときは、シーケンスのフレームレートは「25FPS」となります。
そうするとこの場合、例えば60FPSのデータは、00;24から次のフレームに移動した瞬間01;00に移動(ドロップフレーム)します。
シーケンスのフレーム数は25コマしかないのに、そこに60コマある素材をはめようとした時は、所々のフレームを削って、25コマに合うように調整をされてしまいます。
いわゆるコマ落ち?と呼ばれるような現象が発生するので注意が必要です。
00;24から01;00に変わる(ドロップフレーム)。
00;00時点と01;00時点での表示されているフレームは同じなのですが、
25FPSでの00;16の位置が
60FPSの場合の00;38あたりと同じシーンの位置となっています。
逆にフレームレートFPSが低い場合
タイミングがちょっとずれる
シーケンスが25FPSと60FPSの場合で、タイミングが微妙にずれているのが分かるかと思います。60FPSの場合の00;41と25FPSの00;17あたりがちょうど同じ動きをしています。
※このクリップは25FPSです。
どちらも01;00地点では同じフレームになりますが、25FPSのクリップを60FPSのシーケンスを作ったら滑らかな動きになる…とも言えない、かもしれませんので注意が必要です。大は小を兼ね・・・ない場合があります。
ご参考下さい^o^)/