なぜその価格で売れるのか?
マーケティングにおける商品の「価格設定」とブランディングについてのお話です。売れない時に真っ先に考えてしまうであろうことが「売れないなら、値下げをするか・・・」「売上が下がっているから、値上げをしよう・・・」かと思います。
値下げをしても売れない、値上げをしても売れない・・・。それはもしかすると、「価格設定」に問題があるのかもしれません。
価格設定についてより興味がある方はこちらもご参考ください😃↓ものすごく勉強になります。
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例えば、「なぜ水道水は飲めるのに1本100円のミネラルウォーターが売れるのか?」という話です。考えれば考えるほど不思議で、ここにマーケティングの面白さがあります。
プライシングとは?
プライシングというのは一般的には「価格を設定すること」をいいます。価格が決まる基本的な要因は「需要」と「供給」のバランスかと思いますが、もうひとつ考えられるのは「その商品をその価格で買う(申し込む)理由があること」です。
物を買うときは、少なからず理由があります。自分自身を振り返って「なぜその金額で購入したのだろう?」という記憶を振り返ってみると良いかもしません。
買う理由の総量が増えると、売れる。
「買う理由が増えると、売れる。」
という言葉が印象的です。
「値段ではなく、買う理由があるから、買う。」まさに、腑に落ちる考えです。
まとめ
「売れないから」といって、安易に値下げをすることは、価格競争に飲まれて崩壊を招きます。「買う理由」を増やして、どうすれば買ってもらえるか?を考えることが、業績向上の一歩に繋がっていくことかと思います。
ご参考ください。
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