URLをコピーしました!
スキルアップを始める!

【アンカリング効果】マーケティングで活用できる心理学術効果、アンカリング効果とは?

Marketing(マーケティング)
\ワードプレスのスキルアップはこちら!/ WordPress入門読本
\マーケティングのスキルアップはこちら!/ マーケティング入門読本

アンカリング効果とは?

「アンカリング効果」とは、アンカーと呼ばれる「先に与える情報が判断を歪めアンカーに近づく心理学の現象」のことをいいます。船の錨(いかり)のことを「アンカー」と言いますが、その錨(いかり)を下ろすという意味で「アンカリング」と呼ばれます。

人は最初に聞いた金額を基準に高い安いを判断する傾向にある、という心理です。

例えば「今週末まで!高級ノートパソコンが通常価格152,000円がなんと!今だけ特別価格99,800円!」といった表示が、アンカリング効果の例といえます。

アンカリング効果の例

アンカリング効果は行動経済学者のダニエル・カーネマンにより実証されています。

「国連加盟国のうちアフリカの国の割合はいくらか?」という質問をしたときに、質問の前に「65%よりも大きいか小さいか」と尋ねた場合(中央値45%)の方が、「10%よりも大きいか小さいか」と尋ねた場合(中央値25%)よりも、大きい数値の回答が得られるという。【ウィキペディア】

「8×7×6×5×4×3×2×1」または「1×2×3×4×5×6×7×8」という計算の結果を、5秒以内に推測してもらった場合、前者(中央値2,250)のほうが後者(中央値512)よりも大きい推測の値が得られたという(正答は40,320)【ウィキペディア】

下記も有名なアンカリング効果です。日常生活でもよく使われる質問です。

[rml_read_more]

「ピザ」と10回言わされた後に、肘を指差して「ここは?」と問われた際に「ひざ」と答えてしまう。

写真はイメージです。

錨(いかり)のように、ひとは数字や連続性に繋ぎ止められる。

人は「8×7×6×5×4×3×2×1」のほうが「1×2×3×4×5×6×7×8」という計算の結果よりも大きいと感じる、「15,2000円が特別価格99,800円)」でお得感を感じで安いと感じる、という心理が働きます。

悪用は厳禁ですが、効果的に使うことで、契約が取りやすくなったり、申し込みが入りやすくなったりします。(※特に価格表示は景品表示法というものがあるので注意です・・・)

こちらの本もご参考ください

価格設定についてより興味がある方はこちらの本もご参考ください😃↓勉強になります。

なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書) Kindle版

詳細はこちら

値下げしたのに儲かり、値上げしたのに爆売れする。本書は、その驚きのカラクリを行動経済学とマーケティング理論で解き明かす。ニトリ、激安の行列ミシュランレストラン、洋服の定額借り放題サービスetc。売れる値づけの裏には「ついお金を払いたくなる」仕掛けが存在する。売れなかったモノが売れるようになり、場当たり的に値下げ・値上げをしなくとも良くなる…そのために必要なのは、人の心を動かすメカニズムを知ることだ。マーケティング戦略をわかりやすく解説してくれることで定評のあるベストセラー著者がしるす、売上に悩むすべての人に役立つ1冊。

Kindle Unlimited 会員は無料で購読できます
購読はこちら
Kindle Unlimited 会員は無料で購読できます
購読はこちら