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【AISCEAS(アイセアス)とは?】オンラインでの購買行動モデル

Marketing(マーケティング)
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マーケティングで抑えておきたいキーワードのひとつが「AISCEAS」です。

AISCEAS(アイセアス)とは?

 AISCEAS(アイセアス)とは「AIDMAの法則にインターネットの消費者行動を加味したモデル」のことをいいます。アンヴィコミュニケーションズにより提唱された消費者行動モデルです。

  1. Attention(認知・注意)
  2. Interest(興味・関心)
  3. Search(検索)
  4. Comparison(比較)
  5. Examination(検討)
  6. Action(行動)
  7. Share(共有)

の7段階の行動モデルを提唱されています。

Attention(注意・認知)

まず消費者は、SNS広告やWeb記事、バナー、動画などを通じて、ある商品やサービスの存在を知ります。ここでは「どうやって目にとめてもらうか」が重要です。

視覚的に目立つ広告や、キャッチーなタイトルなどが有効です。

Interest(興味・関心)

次に「なんだろう?」と興味を持ってもらう段階です。商品やサービスの特徴、魅力的なビジュアル、共感を生むストーリーが鍵になります。

この段階では、直感的な印象が消費者の心に残るかどうかが分かれ道となります。

Search(検索)

興味を持った消費者は、自分で「検索」を始めます。GoogleやYouTube、SNSで「レビュー」「口コミ」「比較」などのキーワードで情報を集めようとします。

SEO対策やレビューコンテンツ、Q&Aサイトの活用が重要な要素です。

Comparison(比較)

検索した情報をもとに、類似商品と「比較」するステップです。価格、スペック、評価、サポートなどを多角的にチェックします。

この段階では、競合との差別化や、わかりやすいスペック表・料金表などが決定打になります。

Examination(検討)

比較を経て、より具体的に「本当にこれで良いのか?」と購入を検討します。このときには、信頼性やブランド、保証制度、導入事例などが判断材料になります。

顧客の不安を払拭する「FAQ」「保証内容の明記」「導入実績」が重要です。

Action(行動)

そして「購入」や「申込」といったアクションに移ります。カートに入れる、問い合わせる、予約するなどの具体的な行動です。

この段階では、フォームのわかりやすさ、決済のしやすさ、UIの快適さが成功の鍵です。

Share(共有)

購入後、満足・不満をSNSやレビューサイトで「共有」します。シェアは次の新しい見込み顧客の「Attention(認知)」を生み出すためのきっかけとなります。

ハッシュタグやレビュー依頼、SNSキャンペーンの活用が効果的です。

まとめ

AIDMA…消費者の心理・気持ちを説明するモデル。

AISAS…実際の行動を説明するモデル。

これらのモデルをベースにインターネット時代の行動プロセスを可視化させたモデルが「AISCEAS」といえます。