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【GAS】配列とArrayオブジェクトについて – Part2 1次元配列を操作する

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配列とは?

配列とは、同じデータ型を複数個まとめたものです。配列を使うことで、複数のデータを一度に処理することができるようになります。

配列という箱の中に順番に値を入れていくようなイメージです。上記の場合はfruitという箱に順番に値を格納しています。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];

配列の長さを取得する(length)

Arrayオブジェクト.lengthで、配列の要素数を取得できます。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  let fruitLen = fruit.length;
  Logger.log(fruitLen);
情報	5.0

この例では『’りんご’, ‘みかん’, ‘ばなな’, ‘すいか’, ‘いちご’』を要素とする配列が作成されています。配列の要素数は5個あるので、ログに5と出ています。

配列の値があるかどうかを取得する(includes)

includes() メソッドは、特定の要素が配列に含まれているかどうかを true または false で返します。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  let fruitStr = fruit.includes('みかん');
  Logger.log(fruitStr);
情報	true

もし文字の一部になっていたり、違う文字になっている場合はfalseが返ってきます。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  let fruitStr = fruit.includes('みか');
  Logger.log(fruitStr);
情報	false

配列の値が何番目かを取得する(indexOf)

indexOf() メソッドは、呼び出す String オブジェクト中で、 fromIndex から検索を始め、指定された値が最初に現れたインデックスを返します。値が見つからない場合は -1 を返します。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  let fruitNum = fruit.indexOf('ばなな');
  Logger.log(fruitNum);
情報	2.0

  let fruitNum = fruit.indexOf('めろん');
  Logger.log(fruitNum);
情報	-1.0

配列を分割する(slice)

slice() メソッドは、配列の一部を start から end (end は含まれない)までの範囲で、選択した新しい配列オブジェクトにシャローコピーして返します。元の配列は変更されません。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  Logger.log(fruit.slice(2));
情報	[ばなな, すいか, いちご]

  Logger.log(fruit.slice(2,4));
情報	[ばなな, すいか]

配列に要素を追加する(push)

push() メソッドは、配列の末尾に 1 つ以上の要素を追加することができます。また戻り値として新しい配列の要素数を返します。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  fruit.push('めろん');
  Logger.log(fruit);
情報	[りんご, みかん, ばなな, すいか, いちご, めろん]

配列の最後の要素を削除する(pop)

pop() メソッドは、配列から最後の要素を取り除き、その要素を返します。このメソッドは配列の長さを変えます。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  fruit.pop();
  Logger.log(fruit);
情報	[りんご, みかん, ばなな, すいか]

配列の1番目が無くなりました。

配列の最初の要素を削除する(shift)

shift() メソッドは、配列から最初の要素を取り除き、その要素を返します。このメソッドは配列の長さを変えます。

let fruit = ['りんご', 'みかん', 'ばなな', 'すいか', 'いちご'];
  fruit.shift();
  Logger.log(fruit);
情報	[みかん, ばなな, すいか, いちご]

配列の1番目が無くなりました。

まとめ

配列を使うことで、変数を効率的に使うことができるようになります。

さらに応用については、また次回。

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