企業の安全性をあらわす指標「自己資本比率(じこしほんひりつ)」とは?
自己資本比率(じこしほんひりつ)とは?
自己資本比率(じこしほんひりつ)とは「総資本のうち純資産(新株予約権を除く)の占める割合」のことをいいます。
資本金とこれまでに稼いだ利益(利益剰余金)の累計額が「純資産(自己資本)」となります。
自己資本比率(じこしほんひりつ)の計算方法
自己資本比率は以下の計算方法で求めることができます。
自己資本比率=純資産÷総資本(負債+純資産)×100
例えば、自己資本が500万円、他人資本が500万円の場合。
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自己資本比率=純資産÷総資本(負債+純資産)×100
=自己資本÷資産(他人資本+自己資本)×100
=500万円÷(500万円+500万円)×100
=500万円÷1000万円×100
=0.5×100
=50%
といった結果を求めることができます。計算方法はシンプルですね。
まとめ
一概には言えませんが、一般的には自己資本比率が30~40%以上であれば、倒産しにくい企業と言われているようです。10%以下となると危険信号、マイナスになれば赤字企業です。
ただし、成長のために多額の借り入れをしている、といった場合もありますので、自己資本比率が低いから悪い…とも言えません。
自己資本比率(じこしほんひりつ)は財務会計の基本となる指標ですので、ぜひ抑えておきましょう😃