コンコルド効果とは
コンコルド効果とは、「このまま投資を継続すると損失が出ると分かっているのに、投資した分を惜しみ、投資を止められない心理学効果」のことを言います。別名「コンコルドの誤り」「コンコルドの誤信」「コンコルド錯誤」とも言われます。以前にご紹介をした「埋没費用効果/サンクコスト効果(sunk cost effect)」とほぼ同義です。
由来はコンコルドの商業的失敗
コンコルドという言葉は「超音速旅客機コンコルドの商業的失敗」を由来としているそうです。ちなみに「コンコルド」という名称は、フランス語の「concorde」と英語の「concord」、両単語とも「協調」や「調和」を意味し、ローマ神話のコンコルディアに由来しているそうです。
詳しくはこちらをどうぞ。
コンコルドの商業的失敗
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%89#%E5%95%86%E6%A5%AD%E7%9A%84%E5%A4%B1%E6%95%97
定期国際航空路線に就航した唯一の超音速旅客機であったが、元々燃費が悪く定員の少なさもあって収益性が低い機体であり、2000年に墜落事故が発生したことや、2001年のアメリカ同時多発テロ事件によって、航空需要全体が低迷する中での収益性の改善が望めなかったことなどから運航停止が決定され、2003年10月までに営業飛行を終了し、同年11月26日に退役した。・・・
いわゆる「損切りの見極め」が大事
ビジネスにおいてもそうですが、「これ以上見込みが無い…」と分かっている状況で投資を続けることが、まさにこのコンコルド効果と言えます。
何が正解かと言われると難しいところもあるかと思いますが・・・効果の感じにくい投資を続けていると感じたときは、一度立ち止まってコンコルドを思い出してみるとよいかもしれません。
皆さまの人生の成長を願って、テイクオフ😃
それでは、また😃