負債の勘定科目「未払配当金(みばらいはいとうきん)」について。
「未払配当金(みばらいはいとうきん)」とは?
「未払配当金(みばらいはいとうきん)」とは、「配当金を支払う決議後、まだ支払われていない金銭」を仕訳するために使用される勘定科目です。
未払配当金は、支払いが必要となるため負債の科目となります。
「未払配当金」が増加したときは「貸方」に記載します。
「未払配当金」が減少したときは「借方」に記載します。
未払配当金(みばらいはいとうきん)の詳細
配当には、源泉所得税の徴収が必要となる点は、注意が必要です。
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また、未払配当金は、お金を受け取ったときではなく、株主総会によって配当金を支払います、との決議が採択されたときに計上する点も注意が必要です。
未払配当金(みばらいはいとうきん)の仕訳例
定時株主総会で1,000,000円の株主配当を行うことを決議した。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
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繰越利益剰余 | 11,000,000 | 未払配当金 | 1,000,000 |
利益準備金 | 1000,000 |