【発送費（はっそうひ）】費用の勘定科目について｜簿記３級

今回は、勘定科目「発送費（はっそうひ）」について見ていきます。

「発送費（はっそうひ）」とは？

「発送費（はっそうひ）」とは「商品や荷物を出荷するために必要な費用」に使われる勘定科目です。

「発送費」が増加したときは「借方」に記載します。

「発送費」が減少したときは「貸方」に記載します。

発送費（はっそうひ）は、商品や荷物を出荷するために必要な費用を指します。発送費の仕訳は「発送費」を借方に、「買掛金」や「現金」を貸方に記帳します。具体的には、以下のような費用が含まれます。

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・梱包費用：商品や荷物を梱包するために必要な費用。例えば、箱やクッション材などの購入費用が含まれます。

・運送費用：商品や荷物を配送するために必要な費用。例えば、運送会社への送料や輸送手数料が含まれます。

・保険料：商品や荷物を配送する際に発生する損害や事故に備えるための保険料。

これらの費用は、商品の発送に必要な必要経費として、事業者が支払うことになります。そのため、「発送費」は「必要経費」として取り扱われ、経費として計上されます。

また、顧客に対して発送費を請求する場合には、受取手数料として処理することもあります。この場合、受取手数料という別の勘定科目を用意し、そちらに計上します。

現金100,000円分の商品を売り上げ、送料10,000円を支払った。

借方科目	金額	貸方科目	金額
売掛金	100,000	売上	100,000
発送費	10,000	現金	10,000