負債の勘定科目「手形借入金(てがたかりいれきん)」について。
「手形借入金(てがたかりいれきん)」とは?
「手形借入金(てがたかりいれきん)」とは「手形を渡してお金を借りた」時に使われる勘定科目です。手形借入金は負債の科目となります。
「手形借入金」が増加したときは「貸方」に記載します。
「手形借入金」が減少したときは「借方」に記載します。
手形借入金(てがたかりいれきん)の詳細
手形借入金とは、約束手形を渡してお金を借りる時に使います。あとで返済をしないといけない金銭なので貸方に入ります。
反対に、約束手形を受け取ってお金を貸した場合は「手形貸付金」となり資産の勘定科目になります。
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「手形借入金」…約束手形を渡してお金を借りた。
「手形貸付金」…約束手形を受け取ってお金を貸した。
手形借入金(てがたかりいれきん)の仕訳例
A社は、B社から現金1,000,000円を借り入れ、約束手形を振り出した。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
現金 | 1,000,000 | 手形借入金 | 1,000,000 |
返済日となったので、A社はB社に手形借入金1,000,000円を返済し、利息とともに現金で支払った。年利率は10%、借入期間は12ヶ月であった。
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
手形借入金 | 1,000,000 | 現金 | 1,100,000 |
支払利息 | 100,000 |